<住宅コラム 1/3回>断熱材!これだけで大丈夫!NASA製の・・・ ほんとに大丈夫???

住宅を建てる際や工場を建てる際、またその他の分野でも、こんな言い回し、よく聞いたことがあると思います


Aさん
ハーバード大学○○教授が、~~した高性能な材料です!
Bさん
”東京大学の○○さんが~~~、認められたデータです!”
Cさん
”NASAの宇宙船に使われている技術を応用して・・・”

こういう接頭辞に弱い方、意外と多いです。そして、それが間違っているのか、

正直計算してみないとわかりません。 計算せずに間違っている方も間違えていますし、
それっぽい言葉で騙された材料業者、施工業者はそのまま同じことをお客様に伝えます。

これ非常に危ないんです。。。。

今回は、このような断熱材の性能ってどうなの?
ということを考えるために、まずは、その断熱性能の紹介を致します


D社

宇宙で身を守る反射絶縁材料の応用

宇宙へ行くために開発された宇宙技術は、多くが応用され使われてきました。その中の一つ、超高熱環境で使用する宇宙船や宇宙服の反射絶縁材料として開発された技術の応用が、超薄型のアルミ遮熱・断熱シート【○○】です。

宇宙服は、特殊な布を積層構成しているので外気温が伝わらず体温も維持できます。もしこの布が蓄熱する断熱材質(断熱材)なら、熱を伝え熱を吸収して役に立ちません。放射エネルギーを100%近く反射できる特殊な布を持つ宇宙服だから、100℃~-180℃の環境で活動できるのです。【○○】も放射エネルギーを95%以上反射!

NASAが開発した材料ならすごそう。。。
D社

遮熱+断熱+防水・防湿の三つを科学した超薄型断熱シート

高い絶縁性能の【○○】の構造は、用途により機能シートを組み合わせ積層し、アルミを外側に被膜してできています。

アルミシートは、遮熱機能が高いですが、それだけでは温度をコントロールできず、また建材として使えません。そこで、断熱機能が高いポリスチレンフォームや防水防湿機能があるポリプロピレンフィルムを積層しアルミシートで外側を被膜することで、非常に高い断熱材【○○】が生まれました。

D社

保管場所が少なく、作業スペースを選ばず、作業効率が高い

10mmもない【○○】は、100mm以上のグラスウールやウレタンより断熱性能が高いばかりでなく、薄く軽量なので保管場所を確保しやすい。

今までできなかった100mm以内の狭い場所でも高断熱作業ができ、あらゆるものを巻け、両面テープや釘でも止めることができ、驚くほど効率よく作業短縮ができるのも特徴で、保管・施工に関しても非常に優れ物です!

D社

○○の特徴 火と水と腐食に強い

  • R値が高い高性能アルミ断熱シートなので、太陽光による輻射熱や気温を大幅に伝えない。
  • 高純度アルミを使用しているので、結露や防水性能が高く、電磁波など熱線もカット。
  • 強度のある建材として確立しているので、強度、密閉性、耐久性が高く、シベリアからサハラ砂漠までも使用可能。
  • 薄く軽いので、保管場所を取らず、ハサミで加工でき、釘ねじ・タッカー、両面テープなどで誰でも簡単に取り付けできる。
  • 吟味した素材で、腐食なく毒性や危険性もなく、使用時はもとより廃棄時も安全な製品。

断熱材はR値で評価

R値(熱抵抗値)が大きいほど熱が通りづらく、断熱効率が高い! アルミ断熱材にも違いがある
熱抵抗値とは、材料の熱の伝わりにくさを表す値 【熱抵抗値 ㎡K/W】=【厚さ m】÷【熱伝導率 W/mK】

E社

までの一般的な断熱材は飽和状態になると蓄熱・蓄冷材になってしまいます。「宇宙空間用の遮断熱材(アルミ遮断熱材)」はNASAの宇宙服の技術を応用し新しいコンセプトで建築用に開発された製品で、まだ、ご存じない建築士さんや工務店さんが多いと思います。

施主様の方から建築士・工務店様に新しい材料の調査をご依頼されては如何でしょうか?

宇宙時代の新しい技術のアルミ遮断熱材「〇〇」、 当社は、両面アルミのAW-8 8mm /
AW-S 0.2mmをお奨めしています。(遮音を必要としない場合には0.2mmタイプがコスト的にお得です。)

0.2mm のAW-Sは、グラスウール208mm、発泡スチロール172mm、硬質ウレタン104mmに相当、熱貫流抵抗値3.96㎡・K/W(平均値)が日本の公的機関で証明されています。 5層~7層の積層構造ですが、接着剤は使用しておらず全て圧着ですので安全なVOCフリーです。

超高性能な材料!私の家もそれ使ってほしい!
実際に、この数字を見るとびっくりする数値が出ています。
10mm以下の材料で、グラスウール208mmということは、相当な性能ですし、
それが本当ならば使いたい材料です。

「そんな材料なんてあるはずない!」と計算もせず否定することはよくありません。

以下の数値が与えられていました。

また、0.2mmの材料でもR値は3.22とのこと

E社

参考データ:
①押し出し発泡ポリスチレンフォーム(2種)50mmは、R値1.6
②ロックウール100mm厚は、R値2.6
③グラスウール高性能16K100mm厚は、R値2.6
④グラスウール高性能24K100mm厚は、R値2.8
⑤送料に付いて:8mmのAW-8、AW-RXは、 関東/関西/九州 5,000/6,300/8,500円(税別)、
0.2mmのAW-S、SR、SXは、関東/関西/九州 2,200/2,600/2,900円(税別)です、HRタイプに付きましては、お問合せ下さい。

貫流抵抗とは、熱貫流率K値(壁の両側の空気温度に1度の差があるときに、単位時間あたりに壁1㎡を通過する熱量)の逆数で熱の通りにくさを表現した値です。数字が大きいほど断熱性能に優れています。
熱貫流抵抗(R)は、栃木県産業技術センターで木造建物の壁での性能試験実測値です。

数値も上がっていますし、否定する理由がないのでは・・・・

ということですが、次からは、熱の伝わり方についてお話を記載いたします。

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ゆりかごから墓場まで 創業以来230年

創業230年の歴史と、常に”もっと上”を追求する経営    最新鋭の3DCG提案に、構造・断熱の細かな全棟計算。 戸建・アパート・グループホーム等の新築・リフォームに留まらず、寺院の宮大工工事、遊戯施設の大型空調設備の計算・施工、美容室・飲食店の設計施工、果ては食品工場の新築・改修まですべての知識を持って、要求に応えます。 ”どこに聞いたらわからない”個人のお客様  ”すべて任せられる・応えられる人に相談にのってほしい”の法人のお客様 ぜひ一度問い合わせください。

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