窓をペアガラスにしたらどれくらい違うの?っていう方は多いと思います
実際に暖かいよ!という人もいればそんなやる価値あるの?とおっしゃる方もいます
具体的な数字でどれくらい差があるのでしょうか?
断熱性能は「熱貫流率」で表されるのですが・・・
わかりにくいですよね!ここでは代表的な単板ガラスと12mmの空気の層のある複層ペアガラスを例にします
熱貫流率は5.9W/m²・Kと2.9W/m²・Kで約2倍
北海道だと例えば外気は5度で、室内は24度に設定しているという場合(気温差19度
日中は8時間暖房をしていると考えます
リビングによくあるテラスタイプの窓(大きい足元からの窓ですね)だと大きさは
約1.6m×2.0mで3.2m²
計算すると・・(逃げていく熱量
単板(フロート板ガラス)は5.9W/m²・K×3.2m²×19℃×8h≒2432W
ペアガラスは同様に5.9が2.9となるので、約1200W
その差は1200Wでこちらを参照
これってコンクリートの建物だと10畳用の暖房で良い所が16畳の暖房を入れてやっと同じ、ということなんです
実際には大き目の暖房を入れると平常運転のコストが高くつきますから、
10畳用等適したもので無理をすることになります
当然コストもかかれば、温度の上下も激しくなります
将来的には窓、サッシが優れているものが家としての価値も下がりにくいですから
特に日本でも厳しい気候の北海道では、ぜひ窓にこだわりましょう^^