鉄骨の断熱って、意外と無頓着な専門家が多いです。
無頓着と言っても、断熱をしない、という意味ではなく、熱橋部分の補正熱貫流率
という言葉を知らない専門家が多くいます。
実際、鉄骨で工場だと無断熱だったりする物件も多いからでしょうか?
という言葉を知らない専門家が多くいます。
実際、鉄骨で工場だと無断熱だったりする物件も多いからでしょうか?
熱をどれくらい通すのか、ロスするのかという熱貫流率は、
例えば木造の105mmの壁でU=0.42W/㎡・K程度
付加断熱をするとこれが0.28W/㎡・K程度まで上がります
例えば木造の105mmの壁でU=0.42W/㎡・K程度
付加断熱をするとこれが0.28W/㎡・K程度まで上がります
でも、そもそも熱伝導率は、木材で0.13W/m・Kのところ、
(熱伝導率は熱の伝わりやすさの数字で、厚みを考慮しない数値です)
コンクリートは2.3W/m・K、鋼は370W/m・Kと、なんと
木材の2850倍も熱を通しやすい材料です・・・
(熱伝導率は熱の伝わりやすさの数字で、厚みを考慮しない数値です)
コンクリートは2.3W/m・K、鋼は370W/m・Kと、なんと
木材の2850倍も熱を通しやすい材料です・・・
それなのに、鉄骨の材料の間にグラスウールを入れれば断熱は大丈夫、なんて信じられますか?
グラスウールは水を吸った時点で性能は大幅に低下し、
カビや悪性な物質の温床となります
なので、鉄骨に触れる断熱材は、結露しないように気を配らないといけませんが、
鉄骨を結露させない=熱橋部分で熱補正を発生させないレベルの断熱を行う
といった手順が必要となります
グラスウールは水を吸った時点で性能は大幅に低下し、
カビや悪性な物質の温床となります
なので、鉄骨に触れる断熱材は、結露しないように気を配らないといけませんが、
鉄骨を結露させない=熱橋部分で熱補正を発生させないレベルの断熱を行う
といった手順が必要となります
熱補正がいらない=鉄骨の熱橋を考えなくて良い、ということですので、
それを満たす断熱材はなにか。
さらに、鉄骨は仕組み上、断熱欠損が生じやすい造りであり、ベストなのは、
鉄の外側をすべて断熱材で覆ってしまうことです。
それを満たす断熱材はなにか。
さらに、鉄骨は仕組み上、断熱欠損が生じやすい造りであり、ベストなのは、
鉄の外側をすべて断熱材で覆ってしまうことです。
つまり、外断熱。
それを満たす材料の条件はネオマ耐火スパンにおける、
20M-35(1.8㎡・k/W U=0.49W/㎡・K)
以上となります。
鉄骨胴縁の外側で断熱をとりますので、
熱橋部分も発生しません。 内部の仕上げや仕様も
自由に選定することができます
材料費はもちろん高価ですが、後で後悔してしまわないように、
鉄骨の断熱の納まりもしっかりと、考慮しましょう
それを満たす材料の条件はネオマ耐火スパンにおける、
20M-35(1.8㎡・k/W U=0.49W/㎡・K)
以上となります。
鉄骨胴縁の外側で断熱をとりますので、
熱橋部分も発生しません。 内部の仕上げや仕様も
自由に選定することができます
材料費はもちろん高価ですが、後で後悔してしまわないように、
鉄骨の断熱の納まりもしっかりと、考慮しましょう