棹石(さおいし):お墓の一番上部に位置する墓石部分のこと 墓相学では寿石といい、延寿・健康・子孫繁栄・家庭円満を司る
蓮華(れんげ)台[上下]:棹石の台座に置かれるケースが多い もとはお釈迦様がその上で瞑想されている姿が描かれたことに由来し、「極楽浄土」の象徴とされる
上台(じょうだい):棹石を支える部分に位置する台石 墓相学では禄石といい、収入・営業成績・昇進・信望・動産運を司る
中台(ちゅうだい・なかだい):骨壺を収めるスペース(カロート)の上に位置することが多い台石 中台によって墓石全体に厳粛なイメージを与えることが多い
下台(げだい)、芝台(しばだい):お墓の一番下の台石部分 汚れからお墓を守ったり、お墓の景観をよくする 墓相学では福石といい、家福・財福・豊饒・不動産運を司る
香炉(こうろ):お墓の手前にある、お線香をあげる部分 香炉でお線香をくべる場合、香皿を設置する 通常花立てや水鉢が一緒に置かれることが多い
供物台(くもつだい):ご供養のために御供え物をするための台 収納スペースをもった供物台もございます
墓誌板(ぼしいた):お墓に埋葬されている方の没年月日や戒名・俗名・年齢など、略歴を記した石版。 備え付けられない場合は、墓石側面、後ろ面に彫刻されることが多い
敷板(しきいた):入口とお墓を結ぶ板状の石 雨の日の滑り止め対策として、ビシャンや小叩き加工をされることが多い
外柵(そとさく)、羽目(はめ):お墓の外周に設置する、板状の石のこと 他のお墓との境界の役割も果たす
門柱(もんちゅう):お墓入口両脇隅に設置される柱状の石
腰石(こしいし):土台の根石の上に設置される石積み
角置灯篭(かどおきとうろう):通常門柱の上に設置する灯篭 お墓に個性や高級感を出すことが出来る
化粧玉砂利(けしょうたまじゃり):お墓全体に高級感をもたらす 玉砂利には「たましい(魂)」「みたま(御霊)」という「タマ(霊)」の意味と、「玉の声」「玉のような赤ちゃん」といった、「美しい」「宝石」「大切なもの」といった意味もある