断熱のお話
断熱材、○○がいい!○○は高性能!!人によって言うことはさまざま。 だからこそ、私たち設計に携わるものは、説明と経験値、両方必要です。 机上論と現場の精度差、全てを考えて、一番良い方法をお客様にご提案します^^
先行防湿層
銀色の紙、床からでていますね。これは、床下地に先行してダンシーツという、気密防湿層を施工することで、
防湿層の切れ目がないように施工します^^
どんなに性能をあげても、ポイントになるのは隙間です。
吹き込み断熱
充填断熱材は吹き込み。これは、横下地が必要となり、
ツーバイフォー住宅ではあまり選択されません。確かに、外断熱の数値だけを追えば、外に
100mm高性能断熱材を貼ったほうが、性能はあがります。
数値、性能の外断熱材と、気密、精度の充填吹き込み断熱。
バランスを求めて、ハイブリッド断熱をおすすめします
外張断熱
外張り断熱。同じ厚みの木材を、一定ピッチで受けとして施工します
厚みの大きい材料を使えば使うほど、外壁外側に荷重がかかり、
将来30年後、という先の未来を考えたとき、専用ビスのみの保持では不安が残ります
(不安というより、メーカー資料と現場の状況でいえば、経年後、ほとんど間違いなく、支障がでます
もちろん、多少の費用はかかりますが、受け桟の施工は、
住宅性能を長く、良い状態に保つのに必要です
ダンシーツ
内側気密層。高断熱を求めていけば、
ダンシーツの採用率が高くなります。
それは、やはり本体の気密性能と、アルミ成分を蒸着しているということ。
アルミ成分には、それ自体に遮熱性能があり、あくまで補助的な役割ですが、
性能のアップが見込めます。
外壁補修
16mmのサイディングを施工した際には、必ず、面にフィニッシュ等(釘のようなもの)で
とめるべき箇所が出てきます。
窓まわりや、屋根付近のサイディング材。金物でひっかける方式でも、
1枚すべての高さで貼り付けできなければ、必ず構造上弱点となります
その際に、14mmのサイディングをうつときのように、面打ちで材料を
固定することで、強度をあげます^^
もちろん、最終的にそのクギ穴は専用の補修液で補修します
階段腰壁
吹き抜け、魅力的ですね^^
階段の腰壁には、ちょっとしたものを飾ることができる、ニッチを施工します
せっかくのマイホーム、吹き抜けはギャラリーにしたいですよね^^
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