結露:わかっていないと怖いおはなし

04.12

結露1
みなさん、結露という言葉、すごくなじみがあるのではないでしょうか?

おそらくすぐに思い当たるのは窓の結露 表面に水滴がつく、あれですね@@
でもこれは表面結露。内窓や高断熱ガラスへの交換で対応できますが。。。

本当に怖いのは内部結露壁の中で起こる結露なんです。。。。
あくまで木造にこだわってお話致しますが、
住宅にはいろんな造り方がありますね!軸組とかツーバイフォーとか。
最近ではツーバイからはじまって在来でも外周壁に合板を張り詰め。。。

 

でもこの工法、重大な問題をかかえているのです。。。
(あくまで、知識のない施工者の場合ですが。。。

 

断熱や結露に慎重な業者であれば、躯体に構造用合板を貼り付けることには
疑問を感じるでしょう
なぜなら、透湿抵抗が大きく、一度壁の中に入ってしまった湿気が抜けるのに
相当な時間を要し、壁内のカビや結露の原因となるからとわかっているからです
故に、透湿抵抗の低いダイライト等を用いることで、そのリスクを抑えています

ただし、費用の面で建売などでは構造用合板を使用することも多いようです
通気層があるじゃないか!という意見も聞こえてきそうですが、(なぜか建築士からも。。。
この場合での通気層はサイディングの継ぎ目や、施工精度によって合板側に進入する湿度を排出する役目を持ちます
合板は湿度に非常に!弱いので、これがなくては耐震としては10年もつか・・・となります
逆に言えば、ほとんどそれだけであり、壁の中、断熱材などに集中する湿気を排出する機能は合板で遮ってしまいます

今度は中に気密シートをはっているじゃないか!という声が聞こえてきそうです(また建築士から・・・
気密シートの能力は非常に高いのは証明されております
しかし、タッカーやクギ孔、またコンセントボックスなどの施工によってその性能は著しく落ちます
1メートル四方に2cmの孔が開いてるだけで1冬で本来の10倍、3リットルの水分を中に通してしまうんですよ!(本来は0.3リットル以下
と、ここまでわかっていれば、ただ安くてみかけの耐震がよければ、という住宅でなければ耐震対策には合板ではなくダイライト
等、透湿抵抗の低いものを使うでしょう
外は合板なのに、内側はサッシや継ぎ目、タッカーやコンセントに至るまですべて完璧な対策をとっている家、というのは
ちょっと想定できないですね。。。
断熱施工の難しさは残りますが、全てを合板ではなく、筋交いも併用することで躯体としての寿命は大きく伸びます
本来の木造の良さは”しなやかさ”ですからね

寒冷地であるために、中で暖房設定を高くすることが多いと思いますが、
そのために断熱性能を大きく上げても、気密が完璧な施工というのは相当な知識がないと
難しいものです ウレタンを用いても外壁側に気密パッキンを使用していなければ、気密は大きく失われます
気密パッキンも使って、テープの施工にも気を使って・・・
コンセント等も慎重に気密施工を施して・・・
外壁の合板はダイライト・・・
どんどんコストは上がっていきますね。。。ローコスト住宅が何を犠牲にしているのかわかってきたかと思います
次回は構造を計算できない建築事務所は・・・・を掲載いたします^^

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